| ここで話題は突然、キューバ葉巻ヘと飛ぶ。 数ある葉巻の中でもキューバ産の味と香りは格別である。 キューバ以外にもドミニカ、ジャマイカ、ヴェネズエラ、ホンデュラス、ニカラグア、メキシコ、フィリピン等々すばらしい葉巻の産地があり、それぞれに味と香りに特徴があって甲乙つけ難い。 だが、人により好みは異なるものの、キューバ産の豊かな味と香りは格別だ。 その秘密は何か? キューバ人に質問すると「キューバさ」と陽気な答えが返って来るそうだ。 葉巻の味と香りを決めるものを時間の順に列挙すれば、タバコ葉、乾燥・発酵・熟成過程、プレンディング、ローリング、保管状態、喫煙環境ということになるだろう。 したがって、乾燥・発酵・熟成過程以降に大きな差がないとすれば、キューバ葉巻の味と香りの秘密は葉にあることになる。 タバコ葉を決定するものは、種、土壌、気候といったところだろう。 しかし、同じ種を用いてもキューバ産の味と香りは再現できないと言われているし、キューバとほかの産地の気候は似通っている。 以上を考慮すると、その秘密は、やはり土壌にあるということになりそうだ。 では、キューバの土壌に秘められた特徴は何だろうか? 私は、地球史観を変えた前期の二つの発見-プレートテクトニクスとK-T境界衝突-にキューバ葉巻の味と香りの秘密を解く鍵があると考えている。 北アメリカプレートの南端に位置するキューバ島とカリブプレートの北端に位置するドミニカ島およびジャマイカ島との間には、深さ8000mのケイマン海溝およびプエルト・リコ海溝が横たわっている。 この2つの海溝が葉巻の味と香りを異なるものにしているように私には思えるのだ。 カマチョコロージョ・トロの余韻とパルタガス・コロナの香りが思いつかせた「たわごと」を以下に記そう。 | |
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